当院で行っている検査

耳の検査

  • 標準純音聴力検査 ・ 気導純音聴力検査

    どれくらい小さい音まで聞き取れるか、色々な音の高さに分けて調べます。防音室でヘッドホンを掛けて、『ピー・ピー』や『プー・プー』などの音がかすかにでも聞こえてきたらボタンを押すという検査です。

  • 耳管機能検査

    検査をする耳に耳栓をし、鼻の片側にセンサーを当てながら唾を飲み込んだり、耳抜きをすることで、どの程度管が開大するかを測定する検査です。

  • ティンパノメトリー検査

    鼓膜に圧力をかけ、鼓膜の動きやすさを測定する検査です。

  • 語音聴力検査

    言葉の聞き取り検査です。防音室でヘッドホンを掛けて、聞こえてきた言葉を用紙に筆記します。難聴の精査や補聴器の適合を調べるのに用います。

  • 歪成分耳音響放射検査(DPOAE)

    内耳から発生する音響放射(OAE)を測定するための装置で、客観的に内耳機能を評価することができます。そのため他の聴力検査(自覚的検査)が困難な新生児や幼児の聴力検査、突発性難聴など内耳性難聴の早期発見に有効な検査です。

めまいの検査

  • 平衡機能検査

    めまい・ふらつきの原因や程度などを調べる検査です 。
    ※めまいを誘発するため、気分が悪くなってしまう場合があります。症状は一過性のもので必ず治まりますが、気分が悪くなり検査を続ける事が出来ないと感じられましたら、検査を中断しますのでご遠慮なくお伝え下さい。

  • 眼振検査

    眼球の動きを調べる検査です。目の動きを記録して、めまいの原因を調べます。

鼻の検査

  • アレルギー検査(血液検査)

    アレルギー検査をしていただくことでアレルギー性鼻炎の原因物質を把握することができます。
    医師と相談の上、13項目まで検査することができます。
    ※13項目までは保険適用、14項目以降は自費となります。
    ※検査結果をお伝えするまでに約1週間かかります。

  • 副鼻腔レントゲン検査

    主に、副鼻腔炎の診断に使用します。
    副鼻腔炎が慢性化して治りにくい場合や、副鼻腔炎と紛らわしい他の病気(副鼻腔腫瘍など)を鑑別する必要があるときには、CT検査をおすすめする場合があります。

  • 耳鼻科用CT(低被爆CT)

    主に、副鼻腔炎や副鼻腔腫瘍、鼻骨・上顎骨の診断に使用します。
    単純撮影では見られない箇所もCT撮影によって分かるため、症状によっては手術の有無も判断できます。
    一般のレントゲンと同様に放射線被爆は少なく、短時間で行なえます。

  • 電子内視鏡検査

    鼻腔内を解像度の高い電子内視鏡で診察します。
    鼻腔内腫瘍や副鼻腔炎の有無を調べるのに用います。

喉の検査

  • 電子内視鏡検査

    「喉がつかえる、違和感がある」 「声がれが長引く」 などの症状がある場合に行う検査です。
    鼻から内視鏡を挿入し、咽頭・喉頭の炎症や腫瘍の有無を調べます。

  • 内視鏡による魚骨異物検査と治療

    ノドの奥に刺さった魚骨を、内視鏡で観察しながら摘出します。